片嶋循環器内科・外科クリニック院長の片嶋 淳です。
当院では地域に密着した医療、患者さんに寄り添った医療を心掛けています。
私たちは、当院へお越しいただいた患者さんの訴えや苦痛を詳しく聞き、受け止め、診断し、スタッフ一同全力で治療に取り組んでいます。
姫路の地に医院を開業し、おかげさまで今春開業42周年を迎えることができました。
地域の皆様のかかりつけ医として親しまれるクリニックでありたいという思いで診療を続けております。2020年7月からは循環器内科専門医である息子も診療に加わり、より充実した医療をめざして、姫路の皆様の地域医療に貢献できるよう頑張りますのでよろしくお願いいたします。

外科医である父を見て育ち、病気である人を助ける医師になることが子供の頃からの夢でした。医学部に入学した後は、大学での臨床実習を通じて生命の根源である「心臓」に興味を持つようになり、先輩の勧めもあって循環器内科の道を選択しました。大学病院では研修した後に臨床研究を通じて循環器学を深く学び、その後は冠動脈や不整脈のカテーテル治療ができる病院を中心に勤務し、内科診療にあたっておりました。
私の貴重な経験として、意図せぬ機会に父が診た患者さん、また別の機会に外科医であった祖父が診た患者さんを診療することがございました。まさに医療を通じ世代を超えて患者さんとつながった瞬間であり、今も鮮明に記憶しています。それと同時に、患者さんは診療を受けた時のことをしっかりと覚えておられ、医師と患者さんの間にも「一期一会」の精神が大切であると強く感じました。
「医は仁術なり」という言葉がございます。医療は身体の病気を治すことにとどまらず、患者さんのことを深く知り、思いやり、寄り添うことでもあると、日々の診療で実感しております。今後は生まれ育ったこの姫路の地で、地域の皆様から片嶋循環器内科・外科クリニックにかかっているから安心、そう言っていただけるかかりつけ医になりたいと考えております。
どうぞこれからよろしくお願い申し上げます。